顎関節症かなと思ったら
日常生活の中で、口を開けたときに「カクッ」「コキッ」といった音が鳴ることはありませんか?そのような症状から「もしかして顎関節症かも…」と不安になる方もいらっしゃるかと思います。
確かに、それも顎関節症の一つですが、音が鳴るだけで痛みがなく、日常生活に支障がないようであれば、すぐに病院に行く必要はありません。治療の必要もない、もっとも軽度の状態と考えて差し支えないでしょう。
ただし、以下のような症状がある場合は注意が必要です:
- 顎の痛みがある
- 口が大きく開かない
- 噛みしめると痛む
- 音だけだったのに徐々に痛みに変わってきた
このような症状がある場合には、1週間以内の受診をおすすめします。
放置せず、早めの受診を
「しばらく様子を見ようかな」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、改善が見られない場合は、目安として1週間以内に受診するのが望ましいです。
実際、2週間以内に治療を開始することで、早期改善につながるというデータもあります。逆に、1か月〜2か月と時間が経過してしまうと、症状が慢性化し、治療に時間がかかるケースが多くなります。
顎の痛みの原因と治療法
顎の痛みの原因は大きく2つに分けられます:
- 顎関節そのものに問題がある場合
- 顎周囲の筋肉に原因がある場合
これらは歯科医院での診察により、的確に診断されます。
治療の初期段階では、鎮痛薬の処方やマウスピース(スプリント)の作製などが行われます。痛みがある間は、無理に口を開けたり、顎を動かしたりせず、安静を心がけましょう。
安静にしていても症状が改善しない場合は、次の段階の治療へと進みます。
口が開かない場合の治療
口が開かない場合、多くは顎関節内部の問題です。顎関節には、上顎骨と下顎骨の間に「関節円板」と呼ばれるクッションの役割を持つ組織があります。これがうまく機能しないと、口が開かなくなることがあります。
このような場合には、関節円板の動きを整えるリハビリが必要になります。
顎関節症と生活習慣の関係
顎関節症の発症には、日常生活の習慣が大きく関わっていることがあります。以下の項目に心当たりはありませんか?
- スマホを見る時間が長い
- 猫背気味の姿勢
- 長時間のパソコン作業
- 頬杖をつく習慣がある
- うつぶせ寝をしている
- バイオリンや管楽器を演奏している
- 無意識に噛みしめている
- 就寝中の歯ぎしり
- 歯のすり減りが気になる
いくつか当てはまる方は、顎への負担を減らす意識が必要です。
まずは、姿勢の見直しや生活習慣の改善など、できることから始めてみましょう。スマホを使うこと自体が悪いのではなく、「姿勢を正して使う」などの工夫が大切です。
顎関節症でお悩みの方へ
顎の音や痛みなど、顎関節症に関するお悩みがありましたら、ぜひお気軽に【錦糸町 市川歯科・矯正歯科】までご相談ください。早期の対応が、快適な日常生活への第一歩となります。













