事務職と顎関節症のリスク
デスクワーク中心の事務職は、実は顎関節症(TMD)の発症リスクが高い職業のひとつとされています。顎関節症は「口を開けると痛む」「カクカク音がする」「口が開きにくい」などの症状を引き起こし、放置すると日常生活に支障が出ることもあります。ここでは、事務職が顎関節症になりやすい理由と、職場でできる予防方法について解説します。
事務職に顎関節症が多い理由
1.長時間のパソコン作業による姿勢の乱れ
前傾姿勢や猫背の状態が続くと、首や肩の筋肉がこわばり、顎の動きを支える筋肉にも負担がかかります。これにより、噛み合わせのズレや顎関節への負荷が増え、顎関節症につながりやすくなります。
2.無意識の食いしばり・歯ぎしり
集中して作業していると、気づかないうちに歯を強く噛みしめていることがあります。これを「作業時ブラキシズム」と呼び、顎関節への過剰な力が続くことで、筋肉の疲労や関節の炎症を招きます。
3.ストレスの多さ
事務職は締め切りや対人業務が多く、精神的ストレスが蓄積しやすい傾向があります。ストレスは歯ぎしり・食いしばりを誘発し、それが顎関節症の引き金になることがあります。
事務職でもできる顎関節症の予防法
・姿勢をこまめにリセットする
30〜60分に一度、背筋を伸ばし、肩や首を軽く回して筋肉を緩めましょう。モニターの高さを調整し、顎が前に出ない姿勢を意識することが大切です。
・「上下の歯を離す」習慣づけ
集中していると噛みしめやすいため、ふとした時に上下の歯が接触していないか確認しましょう。リラックス時、歯は軽く離れているのが正しい状態です。
・休憩中に顎やこめかみを軽くマッサージする
顎を動かす筋肉の緊張がほぐれ、血流改善につながります。
・ストレスケアを取り入れる
深呼吸、軽い運動、趣味の時間などを生活に組み込み、無意識の噛みしめの予防につながります。
顎の違和感を感じたら早めの受診を
顎関節症は、軽度のうちに適切なケアを行えば改善しやすい疾患です。「口を開けると音がする」「顎が疲れやすい」「朝起きると顎が痛い」などの症状がある場合は、早めの診断と治療をおすすめします。
錦糸町 市川歯科・矯正歯科では、姿勢・噛み合わせ・生活習慣までを踏まえた顎関節症の診断と治療を行っています。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。












