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2024-12-19

虫歯と歯周病の違い

虫歯とは。。。

糖分を餌にした虫歯菌が出す酸により、歯が溶ける病気です。虫歯菌がいる=虫歯になるとは言い切れず、唾液の働きで、歯が溶けるのを防いでくれます。唾液は、①酸を中和する能力、②歯から溶け出したミネラルを元に戻す能力がありますので、唾液の力が強ければ、虫歯にはなりづらくなります。ただし、過度な糖分の摂取、歯磨きで磨き残しが多ければ、虫歯になる可能性が高くなります。

歯周病とは。。。

歯周病は、歯の病気ではなく、歯の周りの病気です。歯は、歯茎と歯槽骨と呼ばれる骨により支えられています。歯(セメント質)と歯槽骨の間には、歯根膜と呼ばれる繊維性組織が存在しており、歯根膜のおかげで、歯と歯槽骨はくっついています。更に歯茎もあるわけですが、セメント質、歯根膜、歯槽骨、歯茎の4つが歯周組織と呼ばれ、この歯周組織の病気が歯周病です。歯茎と歯の間には少し隙間があり、そこに歯周病菌が住み着くと、歯周ポケットが深くなり、ひどくなると歯槽骨を溶かします。

虫歯は歯が溶ける病気、歯周病は歯を支える骨が溶ける病気です。病気の種類は違いますが、歯を失う原因ですので、定期検診で常に歯の健康をチェックしましょう。ご相談は錦糸町 市川歯科・矯正歯科へ。

歯の構図
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