2025-10-21

SP-Tジェルが新しくなります

お口の“細菌バランス”がカギ!ライオンの新しい歯周病予防技術

近年、「口腔内細菌叢(こうくうないさいきんそう)」という言葉を耳にする機会が増えています。
これは「口内フローラ」とも呼ばれ、お口の中にすんでいるたくさんの細菌の集まりのことを指します。

実はこの細菌たちは、すべてが悪いわけではありません。
健康なお口の中では「良い菌」と「悪い菌」がバランスよく共存しています。
しかし、このバランスが崩れて悪い菌(歯周病の原因菌など)が増えると、歯ぐきの炎症や出血など、歯周病のリスクが高まってしまうのです。

“口内フローラのバランス”に着目した新技術

そんな中、ライオン歯科材株式会社から、「口内フローラのバランスを整える」ことで歯周病を予防する新しい歯磨きジェル
『Systema SP-T ジェル Plus(システマ SP-T ジェル プラス)』が、2025年11月に歯科医院専用で発売されます。

この製品のポイントは、薬用成分グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)が、お口の中の細菌バランスを整え、
歯周病の原因菌が増えにくい環境をつくるという点です。

3つのアプローチで歯ぐきを守る

『システマ SP-T ジェル プラス』は、次の3つのアプローチで歯周病の発症を防ぎます。

  1. 細菌バランスコントロール
     GK2が口内フローラのバランスを整え、歯周病原菌の割合を減らします。
  2. 殺菌効果
     イソプロピルメチルフェノール(IPMP)が歯周病菌を含むバイオフィルムに浸透し、しっかり殺菌します。
  3. ホストケア(歯ぐきのケア)
     ビタミンEが歯ぐきの防御力を高め、トラネキサム酸が炎症や出血を抑えます。

さらに、高濃度フッ化物(1450ppmF)を配合しているため、虫歯予防効果も期待できます。

やさしい使い心地のジェルタイプ

ジェルタイプで研磨剤が入っていないため、歯や歯ぐきをやさしくケアできます。
また、高粘度のジェルが薬用成分を歯ぐきや歯周ポケットに長くとどめてくれるのも特徴です。

歯周病予防は“バランス”が大切

歯周病は、磨き残しや生活習慣だけでなく、口内の「菌のバランス」が関係していることが分かってきています。
毎日のセルフケアに、こうした“バランスを整える発想”を取り入れることが、より健康な歯ぐきを守る第一歩になります。

当院でも歯周病予防に関するご相談を受け付けております。
「最近、歯ぐきが腫れやすい」「出血が気になる」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

錦糸町 市川歯科・矯正歯科では、皆さまのお口の健康をいつまでもサポートいたします。

SP-Tジェル
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