toggle
2025-03-05

唾液の働き

お口の中には当然唾液があるものだと思っている方がほとんどだと思いますが、さて唾液ってどんな働きをしているかご存じですか?唾液の働きについて、今一度みてみましょう。

①お口を清潔に保つ

食べかすや細菌を洗い流す役割があります。唾液が少ないと洗い流されず、細菌がお口の中に溜まることになり、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

②お口の粘膜を守る

お口の中は常に潤っている状態ですが、唾液があるからこそです。潤いがなくなると、お口の中が傷つきやすくなり、口内炎にかかりやすくなります。

③中和作用

お口の中の細菌が出す酸や飲食物の酸により酸性に傾いた口腔内を、唾液により中性に戻してくれます。

④歯を補修する

歯は周りに酸があると溶け出しますが、唾液の作用で再び歯に成分は戻ります(再石灰化)。唾液のおかげで歯は守られています。

⑤細菌感染から守る

唾液の自浄作用と唾液の成分は、お口の中の細菌の活動を抑制します。

⑥消化を助ける

お口の中に入った食べ物は、噛むことで細かくなった後、唾液により飲み込みやすくします。また噛みながら唾液中のアミラーゼがデンプンを分解し、消化を助けます。また食べ物の成分が唾液に溶けることで、味を感じるようになります。

唾液はお口の中で想像以上に色々な役割を果たしています。唾液の分泌は多いほどよく、十分な唾液を出すためにも水分をしっかり取ることは大切です。唾液の力を十分に出すためにも、よく噛んで食べることで唾液線から更に多くの唾液が分泌されます。噛む回数を増やすためにも、無理のない範囲で食材を大きく切ったり、噛み応えのある食材を食べたりすることも唾液を増やす方法です。もし虫歯や歯周病が原因で、あまり噛めない、もしくは歯がないことを放置している状態では、唾液の力を十分に発揮することができません。お口の健康に不安がある方は、錦糸町 市川歯科・矯正歯科へご相談ください。

よく噛むことは大切
関連記事
24時間WEB予約はこちら
24時間WEB予約はこちら