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2025-03-14

歯磨き剤の種類

ドラッグストアで販売されている歯磨き剤には、さまざまなタイトルが付けられており、その違いについて疑問に思うことはありませんか?歯磨き剤の最も重要な効果は、汚れを落とすことです。この効果を実現する主成分が研磨剤ですが、研磨効果が強ければ良いというわけではありません。お口の状態は一人ひとり異なるため、それぞれに適した成分を選ぶことが大切です。

研磨効果が高い歯磨き剤として代表的なのが「ヤニ取り用」です。次に「ホワイトニング」「美白」「着色除去用」「プラーク除去用」が中程度の研磨効果を持ちます。とはいえ、製品ごとに研磨剤の配合量は異なるため、「ヤニ取り用」「ホワイトニング」「美白」「着色除去用」「プラーク除去用」と記載された製品は、研磨効果が高めだと理解しておくと良いでしょう。

歯磨き剤のタイプ

  • 疾患予防タイプ(研磨効果マイルド)
    「虫歯予防」「歯周病予防」など、歯や歯茎を優しく守るタイプです。
  • 汚れ除去タイプ(研磨効果高め)
    「プラーク除去」「着色除去」「ヤニ取り用」など、しっかり汚れを落とすタイプです。
  • ケア部位別タイプ(研磨効果マイルド)
    「歯茎(歯肉)」「歯根面」など、特定の部位に優しく作用するものです。
  • 目的別タイプ
    「ホワイトニング」「美白」「知覚過敏」など、特定の目的に応じた製品です。
  • 子供用歯磨き
    お子様の歯は、乳歯や生えたての永久歯はエナメル質が未成熟なため、大人の歯よりも柔らかく、成人用の歯磨き剤はお勧めできません。子供用の歯磨き剤は、研磨効果が穏やかに作られており、お子様には専用のものを使用することが推奨されます。

歯磨き剤の形状

  • ペースト型
    一般的な白い歯磨き剤には、製品によって10%~60%の研磨剤が含まれています。
  • ジェル型
    透明なジェルタイプの歯磨き剤には、10%~30%の研磨剤が含まれているものが多く、研磨剤を全く含まない製品もあります。薬用成分をしっかりと行き渡らせ、時間をかけて丁寧に磨くことができます。
  • フォーム型・リンス型
    「液体歯磨き」や「液体歯磨」と表示される製品には研磨剤が含まれておらず、薬用成分を隅々まで行き渡らせることができます。これらは研磨効果が弱いか無いため、汚れを落としたい場合は、時折ペースト型の歯磨き剤を使用することをお勧めします。

お口の状態は一人ひとり異なるため、最適な歯磨き剤を選ぶためには、まずお口の状態をチェックすることが重要です。定期的な検診を受けることで、適切な歯磨き剤を選ぶ手助けとなります。歯の健康についてのご相談は、錦糸町の市川歯科・矯正歯科にご連絡ください。

歯磨き粉
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