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2025-01-29

歯肉炎と歯周炎

歯周病は良く聞くけど、歯肉炎と歯周炎?どう違うの?という方へ、ちょっとお話させていただきます。歯周病は、歯の周りの病気ということで、①歯を支える骨、②歯を構成するセメント質、③歯の骨とセメント質をくっつける役割をしている歯根膜(繊維)④歯茎(歯肉)の4つが歯周組織として存在し、4つの部分が関連して病気が起こっている状態です。①~③は付着器官と呼ばれています。

歯肉炎と歯周炎の違いについて

歯肉炎→④の歯茎に炎症が起こっている状況です。歯の付け根にプラークが溜まり、歯肉が炎症を起こします。①~③の部分へは炎症が起こっておらず、軽度の歯周病です。歯肉炎の場合は、歯磨き指導を受け、丁寧にブラッシングを行うことで、治すことが可能です。

歯周炎→①~④の部分で、炎症が起こっている状況です。口臭や、出血、歯茎が腫れ、歯が揺れることによりしっかり噛めなくなり、歯を支える骨が溶けることがあります。歯周炎になると完治は不可能ですが、炎症をコントロールし、骨を今以上に溶けないように安定化していくことは可能です。歯科医院では、歯磨き指導及び、歯周ポケット内部のクリーニング(プラーク、歯石除去)を繰り返し行い、ご自宅でブラッシングを丁寧に行うことで状況が安定していきます。

歯肉炎でも歯周炎でも、早期の治療が重要です。大切な歯を守るためにも是非錦糸町 市川歯科・矯正歯科に検診にお越しください。歯周病は、患者様の治したいというお気持ちが一番大切です。

歯周病の進行
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