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2025-06-03

治療を中断すると

ご予約を入れていても、急なご都合により通院がそのままになってしまうことがあるかもしれません。ですが、治療を途中で中断してしまうと、症状が悪化したり、通院回数が増えて治療費がかさむ可能性があります。以下に、治療ごとの注意点をご説明いたします。

■ 虫歯治療の場合

複数回にわたる虫歯治療では、治療途中に仮のふた(仮封)をして一時的に終了することがあります。特に**根管治療(神経の治療)**では、根の中を洗浄・消毒する工程が必要で、仮封はあくまで一時的なものです。
治療の間隔が空いてしまうと、仮封が劣化し、内部に細菌が入り込むことで症状が悪化するおそれがあります。

■ 歯周病治療の場合

歯周病は慢性的な病気であり、継続的な治療と経過観察が非常に重要です。歯石やプラークを除去して細菌を減らす治療を行いますが、通院を中断すると再び細菌が増殖し、歯周病が悪化する可能性があります。

■ 抜歯後の処置について

親知らず以外の歯を抜いた場合、その欠損部位にはブリッジ、インプラント、入れ歯などの補綴治療が必要になります。歯を抜いたまま放置してしまうと、隣の歯が傾いたり、噛み合わせが乱れる原因となるため、適切なタイミングでの処置が大切です。

■ 仮歯のまま放置している場合

被せ物(クラウン)を製作する際には、一時的に仮歯を装着して咬み心地や見た目を確認します。
しかし、仮歯は長期間の使用を想定していないため、放置すると劣化や脱落が生じ、細菌が内部に侵入する恐れがあります。

最後に

治療を開始された際は、完了するまで通院を継続することが大切です。
もしご都合により通院が難しくなってしまった場合でも、遠慮なくご連絡ください。改めてご予約をお取りいたします。
ご相談は、錦糸町 市川歯科・矯正歯科までお気軽にどうぞ。

歯科治療
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