2025-10-23

歯磨きのときに出血する…放っておいて大丈夫?

歯磨きをしたときに歯ぐきから血が出ることはありませんか?
「強く磨きすぎたかな」と思って放置してしまう方も多いですが、実は歯周病の初期症状であることが少なくありません。

出血の主な原因

  1. 歯肉炎・歯周病
     歯と歯ぐきの間にプラーク(細菌のかたまり)が溜まり、炎症を起こして出血します。
     初期段階では痛みがほとんどないため、気づかないうちに進行してしまうことがあります。
  2. 磨き方が強すぎる
     硬い歯ブラシでゴシゴシ磨くと、歯ぐきを傷つけて出血することがあります。
     やわらかめのブラシで、優しく細かく動かすことが大切です。
  3. ホルモンバランスの変化
     妊娠・思春期・更年期などはホルモンの影響で歯ぐきが腫れやすく、出血しやすくなります。
  4. 全身の健康状態
     糖尿病や喫煙、栄養不足(特にビタミンC不足)も歯ぐきの炎症を悪化させることがあります。

出血したときの正しい対処法

  • 磨くのをやめないこと
     出血があるからといって歯磨きをやめると、汚れがさらに溜まり炎症が悪化します。
     やさしく丁寧に磨き、歯間ブラシやフロスも取り入れましょう。
  • 歯ブラシを見直す
     やわらかめの歯ブラシに変えて、毛先が広がっていたら早めに交換します(1か月が目安)。
  • 定期的な歯科検診を受ける
     歯石の除去や歯ぐきの状態チェックを行うことで、出血の原因を早期に改善できます。

🔹 放置するとどうなる?

初期の歯肉炎を放置すると、炎症が進んで歯周病になり、
歯ぐきが下がったり、歯がぐらついたりすることもあります。
「出血=サイン」と考え、早めの受診を心がけましょう。

🔹 まとめ

状況対応
軽い出血が続く磨き方・ブラシを見直す
1週間以上続く、腫れ・痛みがある歯科医院で診察
定期的に起こる歯周病の可能性が高い

錦糸町 市川歯科・矯正歯科では、歯ぐきの出血や腫れなどの症状に対して、歯周病検査やクリーニングを行い、再発しにくいケア方法も丁寧にアドバイスしています。気になる出血がある方は、お早めにご相談ください。

歯茎の出血
関連記事
24時間WEB予約はこちら
24時間WEB予約はこちら