2024-11-25
歯科の医療費控除
歯科でかかった医療費は条件に当てはまれば医療費控除ができます。医療費控除は、1年間に支払った医療費のうち一定額を所得から差し引くことで、所得税の還付や住民税の軽減を受けられる制度です。
対象となる治療
- 虫歯治療、歯周病治療
- セラミック治療
- 入れ歯作製
- 親知らずの抜歯
- インプラント
- 子どもの歯並び矯正や咬み合わせ改善が目的の矯正治療
- 通院のためにかかった公共交通機関の交通費
- その他
医療費控除の計算方法
1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費の合計から、保険金などで補填された金額を差し引きます。 そこからさらに、以下の金額を引いた残額が控除対象です。医療費控除額は最大200万円です。
- 10万円 (総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)
計算例:
- 総医療費:50万円
- 保険金で補填:10万円
控除額:
50万円 – 10万円 – 10万円 = 30万円
申請に必要なもの
医療費の領収書(治療内容がわかるもの)
医療費控除の明細書(国税庁のウェブサイトからダウンロード可能)
通院の交通費の記録(メモや領収書)
確定申告書(医療費控除を申請するために必要)
医療費控除は確定申告が必要で、会社員や給与所得者も申告を忘れずに行う必要があります。また、過去5年分までさかのぼって申請することも可能です。
詳しくは、国税庁の公式サイトをご覧ください。
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