2024-11-22
歯列接触癖(TCH)
歯列接触癖と聞くと、聞いたことがないなと思われるかもしれませんが、食いしばりなら馴染みのある言葉ではないでしょうか?実は上下の歯と歯は、皆さんが思っている程、普段の生活で接触しているわけではありません。非接触の時間がほとんどで、接触している時間が少しと思われても過言ではありません。
歯列接触癖は、日常生活で、無意識のうちに上下の歯と歯を接触させてしまっている癖をいいます。原因としては、ストレス、姿勢の悪さ、いつの間にか癖として定着してしまったなど、様々ですが、現代病といってもいいほど、多くの方が歯列接触癖を持ってらっしゃいます。
歯と歯が常に接触していると、以下のような影響が出ます。
●顎関節症の発生リスクを高める
●歯が摩耗する
●肩こりや頭痛に悩まさせる
●歯茎や歯周組織へ負担がかかり、歯周病の進行リスクを高める
改善方法としては、食いしばりをしないように常に意識する、ストレスを溜めないようにする、姿勢を改善する、ナイトガード(マウスピースの活用)を作製するなどがあります。
ご自身では気づかないうちに食いしばりがひどくなっていることもありますので、一度、錦糸町 市川歯科・矯正歯科へ検診にお越しください。
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